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プログラミングや電子工作の話題を書きます

【技術書典6】「Local APICタイマー入門」を出します(ダウンロード頒布有)

大人気の技術書オンリーの同人誌即売会技術書典 6」が、2019/04/14(日)に池袋サンシャインシティで開かれます。

今回は「Local APICタイマー入門」を出しますので、そのお知らせです。

頒布情報

  • 日時 2019 年 4 月 14 日(日)
  • 場所 池袋サンシャインシティ 2F 展示ホール D(文化会館ビル 2F)
  • ブース う38「bitnos」 bitnos のサークルページ
  • 書名 Local APICタイマー入門
    • bitnos ブースでは既刊 4 種類も展示します。
  • ページ数 44(表紙含む)

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その他の新刊

う38 ではその他に委託の新刊を頒布する予定です。

  • PythonとColabでできる - ゼロから作るRAW現像
    • 著者 @MuneOiz
    • デジタルカメラのRAW画像についての解説をし、RAW画像をRGBカラー画像へと現像するソフトウェアを作ってしまう意欲作
  • もしかしたら後1冊、新刊が出るかも!?
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C++ autoの使いどころ・使わない方が良い場面

この記事では C++11 から導入された型推論 auto の使いどころ,使うべきでない場面を紹介します. 可読性や保守性の高いプログラムにするために記事が役立てば幸いです. (筆者の考え方が偏っているかもしれません.是非,ご意見ご感想をお寄せください)

結論をまとめると次の通りです.

  • auto を使った方が良いのは
    • 右辺の式から型がはっきりわかる
    • 具体的な型があまり重要ではない
    • ラムダ式を受け取る
  • auto を使うべきでないのは
    • その場所でその型になっていることを保証する
    • 親クラスの参照として受け取る
    • その変数を後でオーバーロードされた関数に渡す
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uchanの自作OS的な自分史

筆者(uchan)は現在,自作OSの分野で精力的に活動しています.そんな筆者も最初から知識が有ったわけではありません.当然ですが最初は初心者でした.このエッセイは,筆者の自作OS人生を振り返り,何のきっかけで自作OSに足を踏み入れ,どうやって成長したかを語るものです.

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ClangdでC++ソースコードを補完する際にコンパイルオプションを指定する方法

この記事では Clangd を使って C++ソースコードを補完する際に独自のコンパイルオプションを指定する方法を説明します.

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そこのあなた!OSCに出展してみない?

皆さんはOSC(オープンソースカンファレンス)はご存知ですか?一言で言えば「オープンソースの文化祭」的イベントで、OSSを開発、利用、販売しているような企業やコミュニティが集まってブース展示やセミナーを開催します。

私は参加自体は以前からしていましたが、2018年の秋に初めて自分のブースを展示しました。それがとても楽しかったので、その経験をお伝えすべく OSCアドベントカレンダー の2日目として記事を書いています。

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私のブースの様子

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QEMUのトレース機能でOSのデバッグを支援する

この記事では QEMU が持つ「トレース」および DPRINTF マクロの機能を有効化して OS 開発のデバッグに役立てる方法を説明します. 自作 OS アドベントカレンダー 2018 の 1 日目の記事です.

OS,特にハードウェアを制御するドライバの開発はなかなか苦労することが多いと思います. 正しく書いているはずなのになぜかうまく動かない,という経験は誰しもあるのではないでしょうか? QEMU に備わる機能を使って,ドライバ開発を効率的に行いましょう.

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