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ReText を Windows 10 にインストールする

本記事は reST(reStructuredText) をライブプレビューできるエディター ReText を Windows にインストールする方法 を参考に、著者が試した記録だ。

注意点

  • 執筆時点の PyQt5 の最新版 PyQt5.5.1 は Python 3.4 向けにビルドされており、Python 3.5 系ではうまく動かない。
  • 参考記事と比べて環境変数の設定が少なくても動いた。

手順

参考記事との差分を書く。

  1. Python のインストール
    • Python 3.5 系では動かない ので Python 3.4 系の最新版をインストールする。
    • すでに Python 3.5 系を使っている人は、環境変数を書き換えるなりして頑張る。
  2. PyQt5 のインストール
    • 参考記事に同じ。
    • pip でインストールできるバージョンは ちょっと古かった ので、参考記事と同じように手動ダウンロードした。
    • 執筆時点の最新版は PyQt5.5.1
  3. 環境変数の更新
    • インストーラ自動設定 してくれるはず。
    • 一応、PATH に C:\Programs\Python34\ C:\Programs\Python34\Scripts\ C:\Programs\Python34\Lib\site-packages\PyQt5 が設定されていることを確認しておけば間違いない。
    • PYTHOHPATH, QT_PLUGIN_PATH は設定しなくても動いた。
  4. ez_setup.py の実行
  5. Python ライブラリの追加インストール
    • 参考記事で紹介されている 4 つのほかに、ReText の公式サイト でおすすめパッケージになっていた pyenchant もインストールしてみた。
    • これでいけるはず: pip install Markdown Markups Pygments docutils pyenchant
  6. ReText 本体の導入
    • 参考記事に同じ。 執筆時点の最新版は 5.3.0
    • pip でもインストールできるが、アイコンパックの導入の際に pip が管理しているフォルダに手を加えることになる。それは嫌なので、参考記事と同じように手動ダウンロードした。
  7. ReText アイコンパックの導入
    • 参考記事に同じ。 執筆時点の最新版は r4
    • アイコンパックを導入しなくても起動はするが、画面のほぼすべてのアイコンが表示されなくて寂しい。
  8. アイコンを移動
    • 参考記事に同じ。
  9. ReTextを起動
    • 参考記事に同じ。
    • Python のインストールがうまくいっていれば、おそらく retext.py のダブルクリックでも起動できる。